2026年4月1日、株式会社VideoNextを立ち上げました。

私はこれまで、親会社であるネクプロで、ウェビナーや動画配信の領域に長く携わってきました。

ネクプロはウェビナープラットフォームを提供している会社です。

多くのお客様にご利用いただく中で、ずっと感じていたことがあります。

それは、

プラットフォームを提供するだけでは、お客様の成果に届ききらない場面がある

ということです。

ウェビナーをやりたい。

動画を活用したい。

営業やマーケティングに活かしたい。

研修や教育にも使いたい。

そう考えているお客様はたくさんいらっしゃいます。

ただ、実際にはそこで多くの企業がつまずいています。

「そもそも、どんな企画を立てればいいのか分からない」

「ウェビナーのテーマが決まらない」

「コンテンツを作る時間がない」

「日々の業務が忙しすぎて、企画に向き合う余裕がない」

「動画を作っても、その後どう成果につなげればいいか分からない」

こうした声や課題を、これまで何度も見てきました。

ウェビナーや動画活用は、ただ配信環境があればうまくいくものではありません。

むしろ本当に難しいのは、その前段にある企画やコンテンツ作りです。

どんなテーマで、誰に向けて、何を伝えるのか。

そのコンテンツをどう届け、どう成果につなげるのか。

ここに向き合わなければ、どれだけ良いプラットフォームがあっても活用しきれない。

私はそう感じていました。

だからこそ、コンテンツの企画・制作まで踏み込んで支援したい。

動画を作るだけでなく、成果につながる活用まで伴走したい。

それが、VideoNextを立ち上げた一番大きな理由です。

AIを前提にした組織を、一から作りたい

もう一つ、大きな理由があります。

それは、AIです。

今、AIは明らかに実用段階に入ってきています。

もちろん完璧ではありません。

まだ不安定な部分もありますし、人が判断しなければいけない部分もたくさんあります。

それでも、私はこの変化を見ていて、強く思いました。

このタイミングで、AIを前提にした組織を一から作ってみたい。

既存の業務にAIを少し足すのではなく、

最初からAIを前提にして、仕事の進め方そのものを設計する。

企画、制作、分析、改善。

その一つひとつを分解し、SOP化し、AIエージェントを活用しながら、少人数でも大きな成果を出せる組織を作る。

もちろん、人がやるべきことはあります。

お客様から親しみを得ること。

相手の温度感を感じ取ること。

最後の判断をすること。

責任を取ること。

そういった部分は、これからも人間が担うべきだと思っています。

一方で、AIに任せられる部分は徹底的に任せていく。

より速く、より高品質なアウトプットを出せる組織を作る。

それを本気でやってみたいと思いました。

親会社の一事業部として取り組む選択肢も、もちろんありました。

ただ、既存の組織の中では、どうしても部門間の調整や既存業務との兼ね合いが出てきます。

新しいことをスピード感を持って試すには、別の器が必要だと感じました。

勿論VideoNextは、単にAIを使う会社にしたくありません。

AIを前提に、仕事の構造そのものを作り直す会社にしたいと思っています。

動画を作って終わりにしない

VideoNextは、単なる動画制作会社を目指しているわけではありません。

ここは、はっきり言いたいところです。

AIを使って動画を作る。

それだけでは「結局、動画制作会社ですよね」 となります。

でも、私たちがやりたいのはそこではありません。

私たちが作りたいのは、

お客様の成果につながる動画

です。

営業・マーケティング領域であれば、リード獲得、商談創出、最終的には売上向上。

教育・研修領域であれば、研修工数の削減だけでなく、社員の理解促進、エンゲージメント向上、パフォーマンス向上。

動画を作ること自体がゴールではありません。

まず、お客様が何を実現したいのかを把握する。

そこから逆算して、どんな動画が必要なのかを考える。

どう配信するのか、どう活用するのか、配信後にどんな数字を見るのか。

そして結果を見ながら、次にどう改善するのか。

そこまで伴走していきたいと考えています。

「動画を納品して終わり」ではなく、

動画を活用して成果を出すところまで一緒に見る。

そこにこだわりたいです。

ネクプロはこれまで、ウェビナーや動画配信の現場を数多く見てきました。

どんな企業が、どこでつまずくのか。

どんなコンテンツが成果につながりやすいのか。

逆に、どんなケースでは活用が止まってしまうのか。

その現場知があります。

VideoNextでは、その経験を活かしながら、コンテンツ企画・制作・活用支援という領域に踏み込んでいきます。

プラットフォームのネクプロ。

コンテンツ制作支援のVideoNext。

この両方があることで、お客様に提供できる価値はもっと広がると考えています。

必要な情報を、必要な人に、必要な時に届ける

VideoNextのミッションです。

今は、本当に情報が多すぎる時代です。

仕事をしていても、生活をしていても、私たちは毎日膨大な情報にさらされています。

情報はたくさんある。

でも、本当に必要な情報が、本当に必要な人に、必要なタイミングで届いているかというと、そうではない。

むしろ、大事な情報ほど埋もれてしまうこともあります。

だからこそ、良質なコンテンツを、適切な形で、適切な相手に届けることには大きな価値があると思っています。

その手段として、私は動画に大きな可能性を感じています。

動画は、単なる説明資料ではありません。

人の理解を助ける。

意思決定を後押しする。

行動を変える。

時には、組織の空気や社員の意識を変える力もある。

だからこそ、動画をもっとビジネスの中核に置きたい。

Flash Playerの時代から、動画に関わってきた

同世代の方であれば、Flashコンテンツがインターネット上で大きな存在感を持っていた時代を覚えている方もいると思います。

2ちゃんねるなどで話題になり、動画やリッチコンテンツが人の心を動かしていた時代です。

その頃から動画配信に携わってきた私にとって、動画という領域にはかなり強い思い入れがあります。

もう15年以上、20年近く、形を変えながら動画に関わってきました。

だからこそ、ずっと思っていることがあります。

動画は、もっとビジネスの主役になれる。

BtoCの世界では、すでに動画は購買行動や意思決定に大きな影響を与えているかもしれません。

YouTube、TikTok、Instagram、さまざまな動画接点が、人の購買や認知に強く関わっています。

一方で、BtoBではどうか。

まだまだ動画は、十分に活用されきっていないと感じています。

営業資料の補足。

研修の補完的な役割。

あくまで脇役です。

でも、本来はもっとできるはずです。動画を主役にできるはずです。

購買の意思決定を後押しする。

営業活動を効率化する。

見込み顧客との接点を作る。

社員教育を変える。

エンゲージメントを高める。

IRや採用にも活用できる。

BtoBにおいても、動画はもっと重要な役割を担えるはずです。

そのことを、VideoNextで証明したいと思っています。

だから、私たちはこのビジョンを掲げています。

動画が、ビジネスの主役になる世界へ。

私自身が長く動画に関わってきた中で、本気で実現したいと思っている未来です。

ブラックホールに込めた、未知への挑戦

VideoNextのロゴには、ブラックホールのモチーフを取り入れています。

これは、未知への挑戦を意味しています。

私は、今起きているAIの台頭は、人類史においても最大級のインパクトを持つ出来事だと感じています。

これまでにも、産業革命やインターネット革命など、大きな変化はありました。

ただ、今のAIの進化は、それらと比べても非常に大きな分岐点になるのではないかと思っています。

仕事の仕方も変わる。

生活も変わる。

会社のあり方も変わる。

人が価値を出す場所も変わる。

しかも、その変化の先が本当に読めない。

これまでは、未来に対してある程度の想像ができました。

昔の漫画や映画で描かれていた近未来が、少しずつ現実になっていくような感覚がありました。

でも今は違います。

3年後、5年後に、どんな時代が来るのか。

正直、分からない。

私にとって、未来がここまで見えないと感じたのは初めてです。

その感覚が、ブラックホールの事象の地平線の向こう側と重なりました。

イベントホライゾンの先には何があるのか。

そこは見えない。

分からない。

でも、だからこそ惹かれる。

AI時代の先も同じです。

分からないから怖い。

でも、分からないからこそ面白い。

私は、不安よりもワクワクの方が勝っています。

もともと私は、子どもの頃から宇宙が好きでした。

ブラックホールにも強いロマンを感じてきました。

YouTubeでも宇宙系の動画を何度も見返すくらい、未知のものに惹かれるところがあります。

ブラックホールは、人類がまだ完全には解き明かせていない未知の象徴です。

VideoNextも、そういう会社でありたいと思っています。

先が見えない時代に、見えないからこそ挑戦する。

分からないからこそ、一歩踏み出す。

その思いを、ロゴに込めました。

ちなみに、親会社であるネクプロのロゴは「噴水」をモチーフにしています。

アイデアや新しい価値が湧き出る、という意味が込められたロゴです。

VideoNextがブラックホールとして未知の情報やノウハウを吸収し、それをネクプロという“ホワイトホール”から新しい価値として世の中へ放出していく。

そう考えると、グループとしての物語にもつながっているように感じています。

……これは完全に後付けですが。笑

不安はある。でも、それ以上にワクワクしている

もちろん、不安がないわけではありません。

AIネイティブな組織が、どこまでパフォーマンスを発揮できるのか。

AIを活用した動画制作が、お客様にどこまで価値として認めてもらえるのか。

本当に成果を出せるのか。

そこは、正直やってみなければ分からない部分もあります。

また、私は2010年6月1日からネクプロで働いてきました。

約16年にわたり、同じ会社で、同じ領域に向き合ってきました。

その環境から一歩出て、別の会社という器で挑戦する。

それは自分にとっても大きな変化です。

長くやってきた分、積み上げてきたものもあります。

一方で、正直、少しマンネリのようなものもあったのかもしれません。

だからこそ、今、新しい環境に身を置くことには意味があると思っています。

新しい挑戦をすることで、自分自身にも刺激が生まれる。

新しいアイデアが出てくる。

これまで見えなかった可能性が見えてくる。

そして、その挑戦をVideoNextの成長だけでなく、ネクプログループ全体の発展にもつなげていきたい。

そう考えています。

VideoNextは小さな会社です。

でも、小さいからこそ速く動けます。

いろいろな手数を打つ。

お客様のニーズに素早く応える。

そこで得た知見を、ネクプロのプラットフォーム改善にも還元する。

そうやって、グループ全体として提供できる価値を広げていきたいと思っています。

BtoB領域におけるAI動画生成の第一人者へ

これからVideoNextが目指すことは、大きく2つあります。

一つは、

BtoB領域におけるAI動画生成の第一人者になること。

もう一つは、

お客様の成果に一番コミットできる動画制作会社になること。

AI動画を作れる会社は、これから増えていくと思います。

ただ、BtoBの現場を理解し、営業・マーケティング・研修の成果につなげるところまで伴走できる会社は、まだ多くありません。

私たちは、そこをやりたい。

動画をもっと活用したい。

でも、なかなか活用しきれていない。

企画が決まらない。

制作体制がない。

成果につながる使い方が分からない。

そう感じている企業の方には、ぜひ一度お話を聞かせていただきたいです。

また、社内にAIを活用した動画生成の仕組みを作りたい、動画制作フローを構築したい、というご相談も歓迎しています。

ウェビナーも、動画活用も、これからさらに進化が求められる領域です。

VideoNextは、その新しい突破口を切り開いていきたい。

新しいウェビナーの形、新しいBtoB動画活用の形を、世の中に提示していきたい。

動画が、ビジネスの主役になる世界へ。

これは、私自身の個人的な思いでもあり、ネクプロがこれまで取り組んできたビジョンでもあります。

VideoNextは、その未来を本気で実現しにいきます。